企業の情報系、基幹系ITシステムのITインフラについて、企画から設計、構築、運用導入まで、一貫したコンサルティングサービスを提供いたします。
ITインフラとは?
ITシステムの構造は、大別すると、土台である「インフラ」と、その上に乗せてサービスを提供する「アプリ」で構成されています。
家や建物などの建造物の構造と対比させるとイメージしやすいかもしれません。
建造物の基礎と、その躯体構造(構造壁、屋根、柱など)が、ITシステムでいう所の「インフラ」であり、建物内の間取り、内装や各種配線、配管などが「アプリ」にあたります。
建造物の基礎や躯体構造が、その建物の用途に応じて適切に設計されていないと、地震や経年によって傾いたり、倒壊するリスクが生じることが、容易に想像できます。
(例えば、「家のリビングとして、1フロア全体を柱の無い空間にしたい」と言って、家を支える大黒柱を切ってしまったらどうなるでしょう?(このような場合は、屋根の荷重を外壁に逃がし、壁で支える構造にするなど、予め高度な設計をしておく必要があります))
ITシステムにおいても同様で、システムを支える「インフラ」が、そのシステムの用途に応じて適切に設計されていないと、その上に乗る「アプリ」のサービスを安定して提供できません。
適正なITインフラを整備するポイント
ITインフラを整備する際の考慮ポイントとして、IPAが定める非機能要求グレードがあります。その中でも、以下の観点が特に重要です。
- 性能
アプリが提供するサービスに対して、利用者から大量のリクエストがあった時に、そのリクエストを捌けるだけのインフラが準備されていなければ、サービスはハングアップし、利用できない状態になってしまいます。 - 冗長性・障害耐性
ITシステムのインフラを構成する物理機器や仮想リソース(サーバーなど)、ソフトウェアは「必ず壊れます」(この世界に壊れない物はありません)。インフラが壊れれば、アプリが提供するサービスも利用できなくなります。これに備えて、壊れた時に、なるべく素早く、なるべく簡単に(場合によっては自動で)修理/回復、復旧させ、サービスを再開させるための仕組みが必要となります。 - 安全性(セキュリティ)
悪意ある人達(外部犯でも内部犯でも)からのITシステムへの侵入、乗っ取り、情報詐取などの攻撃への備えも必要となります。
一方で、実際にITインフラを設計・構築しようとした際には、教科書通りにはいかない、大小さまざまな壁や谷が存在します。
- 既にシステムに導入しているサービスやパッケージソフトに対して、どのように適用すればよいか分からない。
あるいは、サービスやパッケージソフトの制約によって適用が難しい。 - 社内の複数部署で、それぞれ独自にサービスを開発・提供しており、関連があるのに統制が取れていないので、特定サービスの不具合が全体に波及し、サービスが安定しない。
- ランニングコストが増加し、費用対効果が見合わない。
あるいは投資の回収が困難になる。
そう言ったITインフラ整備における壁や谷を乗り越え、埋めるために、弊社のコンサルティングサービスでは、外資系コンサルティングファームや日経SIerで多くの経験と実績を積んだコンサルタントが、大枠の企画段階から現場レベルの実装まで、工程や大小を問わず伴走し、御社ITサービスの安定稼働を実現します。
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